恵みの森づくりプロジェクト

ワイエルフォレストは、企業・団体様のCSRやSDGsなどを目的としたマングローブ植林の一つの方法として、恵みの森づくりプロジェクトをご提案しております。

恵みの森づくり コンセプト

マングローブの森は、海洋生物、鳥類、哺乳類の住処となり、豊かな生態系を育み、”海のゆりかご”とも呼ばれます。
しかし、森林を持続可能な形で守っていく為には、自然環境だけでなく、そこにすむ地元住民がマングローブからの恩恵を感じ、 守っていきたいと思えるような仕組み作りが必要です。
「Silviculture(造林)」と「Fishery(漁業)」を組み合わせた手法を導入しています。マングローブの森を維持することで、持続可能なエビや魚の養殖が実現できる仕組みを作っています。
自然にも人間にも”恵み”をもたらしてくれる森づくりが、このプロジェクトのコンセプトです。

森づくりの恩恵・効果

マングローブの森づくりによって、様々な効果や恩恵があります。

詳しくはこちらから>>シルボフィッシャリー事業・地球温暖化対策(二酸化炭素吸収・固定)・自然環境の拡充・保全(水質・土壌の改善)・生態系の回復・保全・持続可能な森林経営・生活基盤の安定(地元住民の生活向上)・防災機能(海外浸食・土壌流失の抑制・津波・高波の防波堤) 

プロジェクトサイト

プロジェクト地は、インドネシア共和国 南スマトラ州 バニュアシン県 ムアラ・スギハン区 ティンブル・ジャヤ村 にある養殖池の跡地や休閑地です。

全エリア面積は、3,000 ヘクタール(30,000,000㎡)です。

プロジェクト実施体制

企業様・団体様から委託頂いたマングローブの森づくりの現地業務は、ワイエルフォレストの現地法人Yamamoto Asri社が、現場の村に直接足を運び、住民との交渉や調整、植林作業の技術指導、その後の30年間の管理育成を行います。また、年に1~2回の定期報告を行います。

マングローブを植林したシルボフィッシャリー池では、住民は自由にエビや魚の養殖を行い、その成果物は住民に帰属します。但し、植林したマングローブが吸収・固定した二酸化炭素の権利は、本プロジェクト側に帰属するという、双方の需要を満たしたシステムで実施致します。

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